コグは、主にバルト海の海上貿易の中で発達した船といわれています。10世紀に初めて資料に登場し、13世紀には、地中海を超えアドリア海へとその活躍の範囲を広げたようです。通常コグは、四角帆のみで運用されたり、大砲をもっていないことが多いのですが、このモデルとなっている船は、かなり後期のもののようです。
また、まだ舵輪が発明されていない時期のもののようです。後部の喫水線上の四角窓は家畜ののせかえや換気などに使われたものと思われます。
帆のステッチはプリントではなく刺繍されています。(完成品ではありません)
簡易式飾台・プレート付き。(写真のようなベースボードは入っていません)
156ページのカラー製作説明冊子付き(説明書は英語、イタリア語、クロアチア語で書かれています。和訳なし)